カリカリ!フライパンで手羽元のから揚げ

※表示の調理時間に、塩もみ後に置いておく時間や、下味に漬けておく時間は含んでいません。
作り方
手羽元はキッチンペーパーで表面の水気をふき取り、骨にそって切り込みを1本入れます。バットに入れ、塩をもみ込んで酒をふったら、10分ほど置いておきます。
◯はボウルで混ぜ合わせます。手羽元の汁気を軽く切り、ボウルに入れてよくもみ込みます。ラップを密着させるようにかぶせたら、冷蔵庫で30分~1晩漬け込みます。(メモ1)
冷蔵庫から出して室温に戻します。
2とは別のボウルに片栗粉を入れます。手羽元の汁気を軽く切り、片栗粉を手でギュッとつけます。(メモ2)
フライパンに油を2~3cm深さ(手羽元が半分浸かるくらい)まで入れ、中火~強めの中火で高温に熱します。
トングなどで手羽元を並べ入れ、動かさずじっくりと揚げ焼きにします。ふちがきつね色になったら裏返します。
※フライパンに入りきらないときは、無理に詰めず数回に分けて揚げましょう。(メモ3)
全体がこんがり濃い茶色に揚がったら、完成。金網に取り出して油を切ります。
手羽元を使った人気レシピ
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お料理メモ
メモ1: 手羽元の下ごしらえのポイント




- 1本切り込みを入れる
骨まわりまで下味がしみるようになります。さらに、揚げ焼きにしたときに火の通りもよくなります。
切り込みは、皮が分厚くない部分に調理バサミで入れましょう。包丁より確実です。包丁だと皮が邪魔をしてやりにくいです。 - 塩もみして酒をふる
塩もみによって余分な水分や臭みが引き出され、肉が締まります。酒をふることでさらに効果がアップします。 - 時間をかけて下味に漬け込む
骨まわりまで味がしみ込んで、ジューシーに仕上がります。
手羽元のから揚げは、下ごしらえにひと手間かけることでおいしさがぐっと増し、失敗もしにくくなります。
メモ2: 衣をつけるときのポイント


- 手でギュッと押さえるように片栗粉を密着させると、衣がカリッとおいしく揚がります。
メモ3: 揚げ焼きのポイント




- 油を高温に熱する
カラッと揚がるよう、高温(180度)に熱してから揚げ焼きにします。揚げ焼きの途中でさらに高温になったら、火力を調節してください。
温度計がない場合、次の方法でおおよその油の温度が分かります。菜ばしを軽く水でぬらしてからふき取り、油に入れます。多くの泡が勢いよくでたら、高温になっています。 - トングがオススメ
菜ばしだとつかみにくく、万が一すべって油にボチャンしたら大変です。 - 動かさない
衣がはがれないよう&カラッと揚がるよう、動かさずじっくりと揚げ焼きにします。
メモ4: 冷蔵/冷凍保存


冷蔵保存
- 保存するまえに金網の上で完全に冷まします。冷まさず容器に入れると熱がこもり、蒸気を吸ってベチャついてしまいます。
- 完全に冷めてから保存容器に入れ、冷蔵保存します。冷蔵庫で5日保存できます。
- 食べるときはオーブンで温め直すか、再度揚げ焼きにするのがオススメです。衣がカリッとします。お弁当に詰めるときは冷たいままでよいです。
冷凍保存
- 冷凍可能なジッパー付き保存袋に重ならないように入れ、霜がつかないよう、なるべく袋の空気を抜いて冷凍保存します。食べるときは、冷蔵保存と同じ方法がオススメです。
- 保存期間は3週間です。冷凍保存について詳しくは、【特集】冷凍保存・解凍のコツ【おかず編】のページをご覧ください。
補足
子どもへの取り分け
幼児食
- 身をほぐして、取り分けます。
離乳食(完了期)
- 身をほぐして、取り分けます。揚げたあとに油をよく切って、はじめは少量から食べさせてみてください。
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オーブンまかせで簡単!ちょっとスパイシーでクセになる味付けです。



手羽先と白菜のパイタンスープ
とろっと煮込まれて旨味たっぷり。薬味入りでからだが温まりますよ。
オススメの揚げ油のご紹介
ボーソー油脂 米油
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くせがなくて後味も軽い万能油です。食べたときにベタッとした感じがないです。
今回使った保存容器
レシピの分量だと、はみ出てふたが閉まりません。ラップをかけて保存してください。

nozomi
「つくおき」の創設者。現在はレシピ開発や料理の撮影を担当。