地元の味 富士宮やきそば
キャベツを使った人気レシピ
▼広告の下にこのレシピをおいしく作るメモが続きます
お料理メモ
メモ1: 材料について
身もふたもない書き方になりますが、富士宮やきそばは地元の材料なくして作れません。代替の材料で再現はできません(特にめん)。富士宮市や富士市のスーパーでは普通に売られていますが、それ以外の地域だとめったに見かけません。近くに行った際はぜひスーパーに立ち寄ってみてください。最近はネット通販でセット販売もしています。
- 富士宮やきそばのめん
富士宮市内にある4つの製麺業者のめん「マルモ食品工業」「叶屋」「曽我めん」「さのめん」を使います。もちもちでコシがあるのが特徴です。この4つの中だとマルモがもっともスーパーで見かけます。
- 肉かす
富士宮やきそばを作るうえで欠かせない具材です。豚肉の旨味が凝縮されています。スーパーだとめんの近くに並んでいます。
- 富士宮やきそばのソース
さらっとしたタイプのウスターソースです。小分け袋でも売っています。私は手持ちのソースを少量加えてアレンジしています。
- だし粉
風味がおいしい、いわしの削り粉です。食べるときに、たっぷりとふりかけます。
メモ2: 炒めるときのポイント
- フッ素樹脂加工(テフロン)などの焦げないくっつかないフライパンであれば、油はひかなくてもよいです。豚肉と肉かすから油が出てきます。
- 豚肉と肉かすから油が溶け出るまで炒めて、旨味を引き出します。
- 油が多すぎるとベチャッとした仕上がりになるため、様子を見てキッチンペーパーで多すぎる油はふき取ってください。
- 本場のお店やBBQで作るときには、ラードで炒めることもあります。ラードならではの風味あるやきそばになります。
メモ3: 蒸すときのポイント
- ふたを取ってめんを一口食べてみて、固いようだったら水を足し、追加で蒸してください。
手順写真
※ 作り方の番号と手順写真の番号は必ずしも一致しているわけではありません。
補足
なんでつくおきで富士宮やきそば?
夫が富士宮市のとなりの富士市出身で、「地元の自慢の味」としてつくおきでも取り上げました。昔は静岡おでんと富士宮やきそばが食べられる小さな商店が近所にあって、テイクアウトしたり、土曜日の授業のあとに昼食をそこで食べたりして、富士宮やきそばには子ども時代の思い出が詰まっているそうです。
B級グルメとして流行るまで「富士宮やきそば」という名称をまったく知らず、「え、富士宮が発祥だったの?富士じゃないの?」となぜか少しくやしかったそうです。
わたし自身は、夫の地元友達とBBQをやったときにはじめてその存在を知って、めんのおいしさに衝撃を受けました。あまりにおいしかったので、自分へのお土産として5袋くらい買って神奈川に帰りました笑。
イチオシ関連レシピ
やきそばセットのご紹介
つくおきの中の人。レシピの考案や、サイトの管理運用などをしています。8歳と4歳の男の子の母。