ふわふわ♪基本の蒸しパン

作り方
卵は室温に戻し、大きめのボウルで溶きほぐします。砂糖を入れてホイッパーなどでよく混ぜたら、牛乳も同じように混ぜます。
◯をふるいながら入れ、へらである程度だま感がなくなるまで全体を混ぜます。油を入れ、全体にいきわたるように混ぜます。(メモ1)
耐熱性の小さい容器(ココットなど)にグラシンカップをセットし、生地を6~7分目まで流し入れます。(メモ2)
深型フライパン(または鍋)の底にクッキングシートをしき、その上に油切り用の金網をのせます。金網の足が少しひたる程度に熱湯を注ぎ入れます。
金網の上に、生地を注ぎ入れた容器を並べます。
ドーム型のふたをし、中火にかけて10分蒸します。蒸したら、水滴が蒸しパンに落ちないように手早くふたを取ります。どれか1個に竹串をさし、生っぽい生地がつかないのを確認できたら、完成。※蒸している途中で熱湯がなくなってきたら、足してください。
蒸しパンを容器から取り出し、室内であら熱を取ります。(メモ3)
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お料理メモ
メモ1: 生地作りのポイント




- 卵、砂糖、牛乳は均一になるよう、よく混ぜます。
- 薄力粉は混ぜすぎるとグルテンが出て生地が重たくなるので、ある程度だま感がなくなる程度でよいです。ふわふわにするためのポイントの1つです。
- 油を最後に入れることで、しっとり感がアップします。
メモ2: カップに流し入れるときのポイント

- 上の写真は、内径7cmのココットに8号サイズのグラシンカップをセットし、生地を流し入れたところです。ココット以外だと、シリコンカップなどを使ってもOKです。
- いろいろ試してみた結果、生地はカップの6~7分目まで入れると、ちょうどよくキレイにふくらむことがわかりました。
メモ3: 蒸すときのポイント




- このレシピでは深型フライパンを使った作り方を紹介していますが、蒸し器をお持ちの方はそちらで作っても大丈夫です。
- 油切り用の金網とドーム型のふたを使うことで、蒸気の熱が蒸しパンにうまく伝わります。またドーム型のふたは、蒸しているあいだに水滴が生地に落ちるのを防いでくれます。
- 中火で蒸しすぎないことも、ふわふわにするポイントです。火力と時間を間違えなければ、割れずにキレイな丸い形に仕上がります。
- 竹串をさして生っぽい生地がついているようでしたら、追加で蒸してください。
メモ4: 常温/冷凍保存

常温保存
- 乾燥しないよう1個ずつラップで包み、密閉できる保存容器やジッパー付き保存袋に入れます。直射日光、高温多湿を避けて常温保存します。室内で4日保存できます。
- 食べるときは少しレンジ加熱します。ふわふわな食感を楽しめます。
冷凍保存
- 1個ずつラップで包み、冷凍可能なジッパー付き保存袋に入れます。霜がつかないよう、袋の空気を抜いて冷凍保存します。手っ取り早く食べたい場合は、凍ったままレンジ加熱でOKです。よりおいしく食べたい場合は、まず室内で解凍し、そのあと少しレンジ加熱してください。
- 保存期間は3週間です。冷凍保存について詳しくは、【特集】冷凍保存・解凍のコツ【おかず編】のページをご覧ください。
補足
子どもへの取り分け
幼児食
- そのまま取り分けます。
離乳食(完了期)
- 全卵を食べられるようになったら、食べやすい大きさに切って、取り分けます。
- 下に卵なしバージョンの蒸しパンも紹介しているので、よければ参考にしてください。
卵なしバージョン


- 卵の代わりに牛乳50mLを追加します(つまり牛乳はトータル100mL)。作り方は同じでOKです。
- 卵なしバージョンは、基本バージョンよりも蒸しているときに割れやすいです。
- 卵なしバージョンもふわふわです。昔ながらの素朴な味わいがおいしいですよ。
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nozomi
「つくおき」の創設者。現在は主監修・執筆者。レシピ開発や料理の撮影、コンテンツ制作を担当。