本格的なのに簡単!ガパオライス
RECIPE

15分日持ち:冷蔵5日
簡単手順でも味は本格派。家庭で手軽に楽しめるガパオライスのレシピです。ナンプラーのありなしなど、具材のアレンジ法も紹介しています。食べる手が止まらなくなるおいしさです。




▼広告の下にこのレシピをおいしく作るメモが続きます
お料理メモ
メモ1: ガパオライスの材料について

- ガパオライスはタイ語で 「カーオ・パット・ガパオ(ข้าวผัดกะเพรา)」 と呼ばれます。「カーオ(ごはん)」「パット(炒める)」「ガパオ(ホーリーバジル)」、つまり「ホーリーバジル炒めごはん」という意味で、豚肉(ムー)や鶏肉(ガイ)をホーリーバジルと一緒に炒め、ご飯にのせ、目玉焼きをそえるのが基本のレシピです。この「カーオ・パット・ガパオ」をベースにして、日本ではホーリーバジルの代わりにスイートバジルが使われたり、日本人好みに辛さひかえめになるなどのアレンジがされて、定着していきました。
- バジルは必須として、そのほかの食材はかなり自由でOKです。ひき肉は鶏でも豚でもどちらでもよいですし、野菜もピーマン、玉ねぎ、きのこなど、彩りや好みに合わせてアレンジしてもらってよいです。
バジル
- ①日本ではホーリーバジルが手に入りにくい、②作り置きに向いている、以上の理由で乾燥バジルを使っています。乾燥バジルだと作りたいときに手軽に作れますし、風味も豊かに仕上がります。作り置きしないなら、フレッシュバジルでも乾燥バジルでもどちらでもよいです。
ナンプラー
- ナンプラーがなかったり苦手だったりする場合は、醤油で代用できます。分量は1.5倍(ナンプラーの分量が小さじ2なら醤油は大さじ1)でよいです。「一緒に食べる人はナンプラーが苦手だけど、自分は好き」というときは、醤油で作って食べるときにナンプラーをかけるスタイルもアリです。
メモ2: 炒めるときのポイント



- にんにくと乾燥バジルは焦げやすいので、最初は弱火で、焦がさないように注意しながら炒めます。
- 火が通りにくい順番で炒めます。使う食材に合わせて、順番は調節してください。
メモ3: 仕上げのポイント


- 調味料を入れると食材からも水分がたくさん出てくるので、ほどよく汁気が飛ぶまで炒めます。そうすることでパサつかず、適度にジューシーな仕上がりになります。
メモ4: 冷蔵/冷凍保存

冷蔵保存
- 保存容器に入れ、室内であら熱を取ってからふたをして、冷蔵庫に入れます。冷蔵庫で5日保存できます。
- 食べるときは好みの熱さにレンジ加熱してください。作り置きするとバジルの風味が弱まるので、追いバジルするのもオススメです。
- お弁当に詰めるときは冷たいままでよいです。衛生面を考慮して、ご飯にはのせずにおかずカップに入れるほうがよいです。
冷凍保存
- 冷凍可能なジッパー付き保存袋に平たく入れます。霜がつかないよう、袋の空気を抜いてから冷凍してください。食べるときは、レンジ加熱や湯せんで温め直します。
- 保存期間は3週間です。冷凍保存について詳しくは、【特集】冷凍保存・解凍のコツ【おかず編】のページをご覧ください。
補足
子どもへの取り分け
幼児食
- バジルは少なめか抜き、ナンプラーは使わず醤油、とうがらしは抜きで作ります。
- ご飯と混ぜて、取り分けます。
離乳食(完了期)
- 幼児と同様です。
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今回使った保存容器

nozomi
「つくおき」の創設者。現在は主監修・執筆者。レシピ開発や料理の撮影、コンテンツ制作を担当。