この記事では、私自身が毎週色々な料理をし、レパートリーを増やす中でわかった、料理が上達するためのレシピサイト(または本の)活用方法を紹介します。
料理初心者の人にとっては、適当に作っておいしいおかずができたり、色んなレシピを考案している人を見ると、何でそんな事ができるようになったのか、不思議に感じると思います。
私もはじめは、レシピを見ながらじゃないと作れない、料理初心者でした。
いつまでレシピを見ながらじゃないと作れない状態が続くのか。どうにかレシピを見ずに作れるようになりたい。
こんな状態から、今では自分でレシピを考えられるようになりました。
自分のレベルに合わせて、レシピの見方を変えると、ちゃんと料理が身につきます。
では、私がおすすめするレシピサイト活用方法を、4つのレベル別に紹介します。
もくじ
1.レシピを見ながら作れるレベル
料理をほとんどしてこなかった人は、まずは見ながら作る。これで良いと思います。
でも、ここでレシピを見ながら作る癖がついてしまうと、上達するスピードが落ちてしまいます。
今ではネットで検索すれば、色んなおいしいレシピが出てきます。
そして、作っておいしかったレシピをまた検索して作る。結果、レシピを見ないと作れないサイクルからぬけ出せなくなる。
そうならないために、
レシピは覚えることを意識しないといけません。
私がおすすめするのは、基本的な和食、
切り干し大根の煮物、
かぼちゃの煮物、
きんぴらごぼうなどを、まずは覚えること。
基本的なレシピと言えども、色んなレシピがありますよね。
はじめは困惑しますが、おいしそうと思ったレシピを作ってみたり、気に入った著者がいれば、その人のレシピをいくつか試してみれば良いと思います。
色んな人が色んなことを言って、頭に入るわけがないですから、まずは基本となるレシピを決めてしまうのです。
数あるレシピに埋れてしまわないように、自分の基本を作ることが重要です。
覚え方については、
レシピを覚えるこつでもう少し詳しく紹介しています。
2.レシピを見ずに何品か作れるレベル
基本的なレシピを覚えることができれば、基本のレシピを増やしつつ、応用していくことができるようになります。
例えば、
からあげ。何かひとつ、自分の中で一本基本のレシピとして覚える。
そうすると、同じからあげでも
ちょっと濃いめのからあげや、
スパイシーなからあげ
の違いがわかり、レパートリーをどんどん増やすことができます。
このレベルでは、似てるレシピの差異とか、自分の好みとかが段々とわかってきていると思います。
同じ食材で違う味付けのレシピや、違う食材で同じ味付けのレシピを試し、
どんどん類似レシピを見つけて、作ってみることをおすすめします。
3.レシピの分量だけ見れば味がわかるレベル
基本的な味付けと類似の味付けがある程度頭に入ってるので、新しいレシピを探す時には、レシピの分量だけでおよその味の想像がつくようになってきます。
料理初心者の頃は、レシピサイトを検索し、手順を何回も見ながら作っていましたが、このレベルになると違います。
慣れてくると、タイトルから調味料を連想できるようになります。詳細ページをみる時は答え合わせをしてるような感じ。手順もだいたい想像通り。
で、詳細ページを見た時に、
自分の予想を外れた発見があると、それを覚えておきます。
そして、自分の料理に取り入れてみます。レシピ通りに作らなくても、一部を取り入れるだけで充分。
どんどん応用力が身につきます。
4.レシピを考えられるレベル
レシピサイト通りに作ることよりも、自分であれこれ考えたくなるレベルです。
こうなると、
レシピサイトは新鮮さがあるレシピがあるかという視点でしか見ません。
そして、レシピサイトに限らず、外で食べたものも取り入れてみようと考えます。
私が結構よく見るのは、お惣菜やソースなどの原材料。味と素材を覚えるには役立ちます。
ここまで、4つのレベル別に書きましたが、他に未知のレシピ、全く作ったことのない料理をする時は、初めのレベルからの繰り返しになるのです。
料理初心者の頃には考えられないかもしれませんが、まずは基本から覚えていくと、もっと自由に料理ができるようになりますよ。