Name: 基本のロールキャベツ
Total time: 40 min
Yield: 8個分
Cuisine: Japanese home cooked meal
Ingredients: ＜ロールキャベツ＞; キャベツ 8～16枚（葉の大きさによる）; ひき肉（豚 or 合いびき） 約300g; 玉ねぎ 1/2個; ◎卵 1個; ◎パン粉 1/2カップ; ◎牛乳 大2; ◎塩 小1/3; ◎ブラックペッパー 少々; ◎ナツメグ 少々（あれば）; ＜スープ＞; ◯水 400mL; ◯顆粒コンソメ 小2; ◯醤油 少々（お好みで）; ◯ローリエ 1枚（あれば）; ●塩 少々; ●ブラックペッパー 少々

初めてでも失敗しない、基本のロールキャベツです。キャベツが破れない下処理や巻き方、煮込み時間の目安まで具体的に説明した、家庭で再現しやすいレシピです。

材料（保存容器大2個分）
食べきりの場合 8個分

＜ロールキャベツ＞

キャベツ8～16枚（葉の大きさによる）

ひき肉（豚 or 合いびき）約300g

玉ねぎ1/2個

◎卵1個

◎パン粉1/2カップ

◎牛乳大2

◎塩小1/3

◎ブラックペッパー少々

◎ナツメグ少々（あれば）

＜スープ＞

◯水400mL

◯顆粒コンソメ小2

◯醤油少々（お好みで）

◯ローリエ1枚（あれば）

●塩少々

●ブラックペッパー少々

作り方

＜キャベツを塩ゆでする＞（メモ1）

１

キャベツの芯に切り込みを入れ、葉を1枚ずつ指で慎重にはがします（葉どうしが重なっているところは特に慎重に）。厚い芯はそぎ落として薄くします。

２

大きめの鍋に湯を沸かします（塩小1入り）。キャベツの葉を1枚ずつ入れ、中火で30秒ほど塩ゆでしたら、ざるにあげて冷まします。

＜肉だねをつくる＞

３

玉ねぎはみじん切りにします。大きめのボウルにひき肉、玉ねぎ、◎を入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。へらなどで8等分に分けたら、手に少し油をつけて丸めます。

＜巻く＞（メモ2）

４

キャベツの葉を広げてまな板に置きます（葉が小さい場合は2枚使用）。

５

葉の上に肉だねを置きます（真ん中より少し手前側）。手前から奥に向かってしっかりと巻きます。次に両端もしっかりと内側へ折り込みます。最後まで巻いたら、巻き終わりを下にして、鍋にすき間なく並べます。

＜弱火で煮る＞（メモ3）

６

◯を入れ、中火にかけます。沸騰したらすぐに弱火にし、ふたをします。途中で触ったりせずにそのまま30分ほど煮ます。

７

キャベツがすき通り、箸で切れる状態になっていれば、完成。●で味を整えます。食べるときにケチャップなどつけたりしても。

お料理メモ

メモ1: キャベツは塩ゆでする

生のままだと破れやすく、巻いても戻ってしまうため、塩ゆでは必須です。巻いたときに肉だねに密着するので、煮崩れ防止にもつながります。

メモ2: 巻くときのポイント

葉が小さい場合は大小2枚を1セットにする
葉の大きさにバラつきがあっても、ロールキャベツのサイズ感が揃います。
しっかりと巻いて、巻き終わりを下にして、鍋にすき間なく並べる
煮崩れを防ぎ、仕上がりの形も安定し、食べるときまでほどけにくくなります。基本的に爪楊枝での固定は不要ですが、葉が破れたりしたときは刺して固定してもOKです。

メモ3: 煮るときのポイント

強火厳禁
強火でぐつぐつ煮ないようにしましょう。葉が暴れて破れる原因になります。
途中で触らない
強火厳禁と同じで、途中で転がしたりすると破れの原因になります。
煮ても肉の色がピンクっぽい
キャベツの成分との化学反応で肉がピンク色になることがあります。箸でほぐれるくらい煮れば十分に加熱できているので、味・安全性ともに問題ないです。

メモ4: 冷蔵保存

保存容器に入れ、室内であら熱を取ってからふたをして、冷蔵保存します。保冷剤にのせれば早くあら熱が取れます。冷蔵庫で4日保存できます。
食べるときは好みの熱さにレンジ加熱します。お弁当に詰めるときは、持ち上げて軽く汁気を切り、冷たいままおかずカップに入れればよいです。

補足

子どもへの取り分け

幼児食

食べやすい大きさに切って、取り分けます。

離乳食（後期以降）

食べやすい大きさに切ったり、キャベツと肉を別々にしたりして、取り分けます。

ひき肉の違いによるおいしさの違い

ひき肉	特徴
合いびき肉	ジューシーでコクうま、しっとりとした噛みごたえあるロールキャベツに仕上がります。
豚ひき肉	豚の脂でやさしい甘みのある味に。合いびき肉とくらべて、あっさり＆しっとり感のある仕上がりになります。