基本の筑前煮
サクッと見るなら 基本の筑前煮《ショートver.》もオススメ!
作り方
こんにゃくは手やスプーンなどで適当な大きさにちぎります。鍋で3分ほどゆでて、ざるにあげて水気を切ります。にんじんは小さめの乱切りにします。れんこんは1cm厚さの半月切りかいちょう切りにします。ごぼうは1~2cm長さの斜め切りにします。(メモ1)
鶏肉は室温に戻します。余分な脂を取り除き、2~3cm角に切ります。
鍋に油(大1)をひき、中火で熱します。鶏肉を入れ、表面の色が変わるまで炒めます。こんにゃく、野菜を入れ、全体に油がまわるように炒め合わせます。(メモ2)
◎を入れ、ふたをして煮立たせます。煮立ったらふたを取り、◯を入れて全体をかき混ぜます。落としぶたをし、弱火で20分ほど煮ます。
落としぶたを取ります。ときどきかき混ぜながら鍋底に煮汁が少し残るくらいまで煮詰めて、完成。(メモ3)
食べるときに、お好みで絹さやを飾っても。
鶏肉を使った人気レシピ
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お料理メモ
メモ1: 下ごしらえのポイント
- こんにゃくはちぎることで断面がでこぼこになり、味がしみ込みやすくなります。また、下ゆですることでくさみが飛んで食感もよくなります。
- れんこんとごぼうは、大きさや太さによって食べやすい切り方や長さに変えてください。
メモ2: 煮るまえに炒める
- 炒めることで風味や食感がよくなったりコクが出ます。また、煮たときの味のしみ込みもよくなります。軽く炒める程度でよいです。
メモ3: 煮るときのポイント
- 写真左のようにクッキングシートに切り込みを入れたものを落しぶたとして使っています。アク取りシートもオススメです。
- 落としぶたをして10分ほどたったら一度全体をかき混ぜるとよいです。煮えムラを防げます。
- 最後はときどきかき混ぜながら煮詰めます。照りが出て見ためもおいしい出来上がりになります。
メモ4: 冷蔵保存
- 保存容器に入れ、室内であら熱を取ってからふたをして、冷蔵庫に入れます。保冷剤にのせれば早くあら熱が取れます。冷蔵庫で5日保存できます。
- お弁当に使う場合は、菜ばしやスプーンで持ち上げて汁気を落として、おかずカップに入れるとよいです。
- 食べるときは好みの熱さにレンジ加熱してください。お弁当なら常温でよいです。
補足
圧力鍋で作るのもオススメ
- ほろほろにやわらかく煮えて、具材の中まで味がよくしみ込みます。煮汁も飲み干したいくらいおいしいです。
- 手順4で醤油を入れたら、圧力鍋のふたをして強火にかけます。圧が上がったら弱火にし、8分加圧して火を止めます。
- 鶏肉とにんじんは特にやわらかくなるので、煮崩れしないよう大きめに切るとよいです。
オススメの圧力鍋
子どもへの取り分け
幼児食
- 固さのある野菜(れんこんとごぼう)は食べやすい大きさに切って、取り分けます。圧力鍋で作るとれんこんとごぼうもやわらかくなって、そのまま取り分けられます。
離乳食(後期以降)
- 鶏肉とにんじんだけ食べやすい大きさに切って、取り分けます。こんにゃく、れんこん、ごぼうは固いので取り分けません。圧力鍋で作れば、れんこんとごぼうもやわらかくなって完了期なら取り分けられます。
筑前煮とがめ煮の違い
- 結論から書くと大きな違いはありません。がめ煮は福岡を中心とした郷土料理で、全国に広がる過程で「筑前煮」という名前で親しまれるようになったそうです。
- がめ煮はもともとは骨付きの鶏肉を使い、油をひかずに鶏肉から出る脂で炒めていたそうです。ただ、現在ではかならずしも骨付き鶏肉を使うわけでもないらしく、材料も作り方もほとんど同じなため同じ料理といってもよいと思います(家庭料理なので、人それぞれ認識の違いはあると思います)。
更新情報
2024/12/29
- レシピ動画の追加
- 画像の更新
- 構成の見直し
- れんこんととごぼうの取り扱いを変更(変更前:切ったあと水にさらす 変更後:さらさない)
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今回使った保存容器
つくおきの中の人。レシピの考案や、サイトの管理運用などをしています。8歳と4歳の男の子の母。