ブロッコリーの日持ちするゆで方/ゆで時間/切り方のまとめ
RECIPE
5分日持ち:冷蔵5日
ゆで方や冷まし方に気をつければ、ブロッコリーも日持ちする作り置きおかずに。お弁当のすき間埋めや日々の食卓に重宝します。ゆで方を知っていれば、ブロッコリーおかずの幅も広がります。
ブロッコリーを使った人気レシピ
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お料理メモ
メモ1: 切り方のポイント
- まずは大きめのボウルに水をはり、花蕾を下にしてジャブジャブ振り洗いして、汚れを落とします。
- 小房(こふさ)に切り分けたあと、ほかより大きい房があれば、さらに分けます。包丁で小房の茎に切り込みを入れ、手でさきます(写真右上)。手でさくことで、花蕾が飛び散りません。小房の大きさをそろえることで、ゆでたときにムラなく火が通ります。
- 茎の断面を見て、外側の濃い緑色の部分が固い皮です(写真左下)。固い皮はゆでても筋っぽくて、食べづらいので切ってむきます。ブロッコリーによって皮の厚さは異なるので、断面を確認してから切ってください。茎は、小房の茎と同じくらいの太さに切るとバランスがよいです(写真右下)。
メモ2: ゆで方のポイント
- 湯が沸騰したら、まず茎を鍋に入れ、続いて小房は花蕾を上にして敷き詰めるように入れます。花蕾は湯につからなくても、蒸気で蒸されます。
- 小房の大きさがバラバラの場合は、大きい房から入れていきます。
メモ3: ゆで時間のポイント
- ブロッコリーは1株の大きさや茎の付き方にバラつきがあるので、ゆで時間は目安です。茎が細くてやわらかそうなものは2分30秒、茎が太くてしっかりしたものだと3分ほどゆでます。
- ゆですぎると日持ちが悪くなるので、慣れないうちは、早めを意識してざるにあげるとよいです。
メモ4: 冷まし方
- 水では冷ましません。水を含んで日持ちが悪くなります。盆ざるに並べて自然に冷ましてください。
- ゆでたら、花蕾が潰れてしまわないように、低い位置からそっと盆ざるに移します。
- 盆ざるに移したら、ブロッコリーどうしが重ならないよう、寝かせて並べます。
メモ5: 冷蔵/冷凍保存
- 冷蔵保存
冷めたら、茎は下に、花蕾は潰さないように上にして保存容器に入れ、ふたをして冷蔵庫に入れます。
- 冷凍保存
冷凍保存用のポリ袋に重ならないように入れ、霜がつかないよう空気を抜いて凍らせます。冷凍すると食感が悪くなるため、スープに入れたり、卵焼きやポテトサラダに混ぜたりして食べることをオススメします。
保存期間は3週間です。冷凍保存について詳しくは、【特集】冷凍保存・解凍のコツ【おかず編】のページをご覧ください。
日持ちするゆでブロッコリーのざっくりまとめ
- 花蕾を上にしてゆでる
- ゆですぎに気をつける
- ざるにあげて冷ます
以上が日持ちさせるポイントです。
レシピ動画
- 動画だとふたをしてゆでていますが、ふたはしなくてもよいです。
補足
ブロッコリーの汚れについて
- 経験上、スーパーのブロッコリーはほとんど汚れが気になりませんが、直売所のブロッコリーにはたまに汚れや虫がついてることがあります(そのぶん、直売所のブロッコリーは新鮮でおいしいです)。そういった経験から、普段は水で振り洗いをして、気になるときは念入りに塩水で振り洗いするようにしています。
大きなブロッコリーの場合
- ブロッコリーのサイズが大きいと片手鍋に入りきらないため、大きめの鍋や深型フライパンでゆでます。
子どもへの取り分け
幼児食
- 食べやすい大きさにさいて、取り分けます。小さい小房だと食感もやわらかくて食べやすいです。
離乳食(初期以降)
- 初期から花蕾の部分をほぐして、取り分けられます。成長に合わせて、大きくほぐしていきます。
- 手づかみ食べのころは、茎が持ちやすくて乳児も食べやすいです。茎をあげる場合は、皮の固い部分は取り除きます。
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調理道具のご紹介
今回使った保存容器
つくおきの中の人。レシピの考案や、サイトの管理運用などをしています。8歳と4歳の男の子の母。