ほうれん草のゆで方/保存/食べ方のまとめ
ほうれん草を使った人気レシピ
▼広告の下にこのレシピをおいしく作るメモが続きます
お料理メモ
メモ1: ほうれん草の下ごしらえ
- 根元の先端の固くでっぱっている部分は、包丁やキッチンバサミで切り落とします。
- 根元に軽く十字の切り込みを入れます。キッチンバサミを使えば安全にできます。根元に火が通りやすくなり、土汚れも落ちやすくなります。小さい株の場合は、一文字に切り込みを入れるだけでよいです。
- ボウルに水をはり、根元を入れ、ジャブジャブふり洗いします。
- ボウルの水をかえて、葉も洗い流します。
メモ2: ほうれん草のゆで方
- 葉先を手で持ちながら、茎を30秒ほどゆでます。タイマーをセットするか、頭の中で数をかぞえます。
- 茎がやわらかくなってきたら、菜箸を使ってやさしく葉を湯に入れ、ほうれん草全体をさらに30秒ほどゆでます。
- 分量にもよりますが、ゆで時間は1分~1分30秒が目安です。長くゆでると火が通りすぎて、ベチャッとして日持ちが悪くなります。また、栄養が湯の中に流れ出てしまいます。
- ほうれん草をゆでるときは急激な温度低下を防ぐために、「たっぷりの湯でゆでる」のが一般的ですが、私の経験から、1袋くらいだと写真のような小さめの鍋(直径16cm)でもじゅうぶんだと思います。2袋以上ゆでる場合は、もっと大きい鍋を使ったほうがよいです。
メモ3: ざるにあげるときのポイントと冷まし方
- ゆでていると、洗い落としきれなかった土が落ちてきます。ほうれん草に土がつかないよう、1株ずつ菜箸でつかみ、湯の中で軽くふり洗いして、ざるにあげます。
- 根元をまとめて手で持ち、冷水をはったボウルに入れ、冷まします。
- 冷ましたら、根元から葉にむけて手でしぼって水気を切り、切り分けます。
- 切り分けたら、1束ずつギュッと両手で握って、しっかりと水気をしぼります。力を入れすぎて、ほうれん草がつぶれないよう注意してください。
- ゆでたあと、冷水にさらすことで、ほうれん草のえぐ味が取れます。
メモ4: 冷蔵/冷凍保存
- 冷蔵保存
保存容器の底にキッチンペーパーを1~2枚しき、ほうれん草を入れてふたをして、冷蔵庫に入れます。キッチンペーパーが余分な水気を吸ってくれるので、適宜取り替えます。なお、冷蔵保存する場合は、写真1枚めのように切り分けずにそのまま保存してもよいです。日持ちは変わりません。
- 冷凍保存
小分けにしてラップで包み、冷凍保存用のポリ袋に平たく入れ、霜がつかないよう空気を抜いて凍らせます。食べるときは、500wの電子レンジで1分ほど加熱します。加熱時間は様子を見て調節してください。解凍すると水分が出るので、再度水気を切ります。
保存期間は3週間です。冷凍保存について詳しくは、【特集】冷凍保存・解凍のコツ【おかず編】のページをご覧ください。
アレンジレシピ
- ゆでほうれん草を常備しておけば、いろいろなほうれん草おかずがぱぱっと簡単に作れます。
ほうれん草のおかか和え
ほうれん草のごま和え
ほうれん草のこんぶ和え
ほうれん草と甘辛お揚げの和え物
作り方
- お揚げは食べやすい大きさに切ります。すべてボウルに入れ、よく和えて、完成。
ほうれん草とベーコンのレンジ蒸し
材料(1人分)
ゆでほうれん草 1/4袋分
ハーフベーコン 1枚
バター 約5g
顆粒コンソメ 少々
作り方
- ベーコンは1cm幅に切ります。
- 耐熱皿にほうれん草、ベーコン、バターを入れ、ふわりとラップをし、500wの電子レンジで1分加熱します。
- ラップを取り、コンソメを入れ、和えて、完成。
ほうれん草のベーコンエッグ
補足
子どもへの取り分け
幼児食
- 子どもの成長に合わせて、ほうれん草を食べやすい長さに切り、取り分けます。
離乳食(後期以降)
- 食べやすいように短く切ったり細かくきざんだりして、取り分けます。
イチオシ関連レシピ
調理道具・調味料のご紹介
今回使った保存容器
つくおきの中の人。レシピの考案や、サイトの管理運用などをしています。8歳と4歳の男の子の母。