【特集】作り置きできるバレンタインスイーツ
作り置きできれば、バレンタインデーまで余裕を持って準備ができる。日持ちの目安がわかるので渡すときも安心。また、お菓子づくりのときに私が意識しているポイントや、実際に使っている調理器具も合わせて紹介します。
もくじ
お菓子づくりの基本的なポイント
お菓子はおかずを作るよりもちょっと繊細で、気をつけないと失敗してしまうこともあります。バレンタインレシピのまえに、本当に基本的なことですが、私が思うお菓子づくりで大事だと思うポイントを3つ紹介します。
1. 計量する
まずは計量。はじめて作るお菓子のときは特に、レシピに書いてあるとおりに材料の分量をはかります。おかずはだいたいの分量で作っても大きく違いは出ませんが、お菓子の場合は味や食感などで差を感じやすいです(ざらついていたり、ベチャッと仕上がってしまったり)。
2. 手順どおりに作る
生地を混ぜ合わせるときなど、手順どおりに材料を入れないと、分離してしまったり、うまく混ざらない原因になります。一気に入れたくなるかもしれませんが、せっかく用意した材料をムダにしないためにも、手順を守ったほうがよいです。
1つめと2つめは一緒で、つまり、お菓子はまずはレシピどおりにキッチリ作ってみることが大事だと思っています(ざっくり混ぜて焼けばオッケー、みたいなラクなお菓子は別として)。
3. 材料は室温に戻す
3つめは具体的な作り方のポイントです。バターやクリームチーズは混ぜるまえに、室温に戻します(調理前に冷蔵庫から出して、室内に置いておく)。冷蔵庫から出してすぐに使うと、だまになったり分離したりと失敗の原因になります。
レンジで温める方法もありますが、加熱の加減が難しいので、やるなら様子を見て少しずつ温めてください。
ほかにも「やさしく混ぜる」とか「沸騰させない」など、レシピによってポイントがあるので、慣れないうちはしっかり見てから作るように私も意識しています。
お菓子づくりで活躍する調理器具
お菓子づくりで私が実際に使っている調理器具の中から、特にオススメのものをピックアップしました。
クッキングスケール
クッキングスケールはマストアイテム。ベーキングパウダーなどはグラム単位でキッチリ計量する必要があるため、小数点以下までわかるものがオススメです。
洗えるのが気に入っています。水や牛乳も計量できます。
ボウル
泡立てたりするときに飛び散らないよう、大きなサイズのものがよいです。私はステンテスとホーローのボウルを使っています。ホーローはかわいい見ためですが金属製の道具と相性が悪く、こすれるとキズが目立ちやすいので、気軽に使えるのはステンレスのほうですね。
シリコンゴムヘラ
生地を混ぜるときに使います。シリコンなのでボウルにキズがつかず、普段の料理にも役立ちます。大小2つを用途によって使い分けています。
ホイッパー
真ん中のシリコンタイプがお気に入りです。ヘラと同じくシリコンなのでボウルがキズつかないし、ステンレスタイプよりなめらかに混ぜられる気がします。上の小さいホイッパーは卵を溶くほか、調味料を混ぜるときなどにも活躍します。
バレンタインスイーツレシピ
サイトにあるバレンタインに使えるレシピを、私が作ったときに「失敗せず簡単に作れたな」と思った順に紹介します。
いちごの生チョコ
生チョコの火加減に気をつけるくらいで、あとはシンプルで簡単に作れます。生チョコの食感とフリーズドライいちごのカリッと食感。2つの食感がおいしいです。
チョコベリースコーン
板チョコとドライベリーを練り込みました。朝食やおやつにもどうぞ。板チョコは大きめにくだいて入れるのがオススメ。ベリーの甘味がよいアクセントです。
濃厚生チョコプリン
生クリームも入ってなめらか。ビターでおいしいです。冷やし固めて完成。食感がよくなるよう、材料はしっかり溶かして、よく混ぜるのがポイントです。
ホワイトチョコのチーズケーキ
濃厚な口どけと、ホワイトチョコならではのクリーミーさが特徴です。混ぜて焼くだけなので、調理時間ほど手間は感じないと思います。冷凍もできます。
生チョコチーズケーキ
なめらかで甘さひかえめ。スティック状に包装して見ためもかわいいです。分かりやすい分量になっています。失敗せずに作れるようにポイントもまとめました。
アイスティラミス
材料を混ぜて保存容器に入れ、冷凍庫で固めたら完成の簡単レシピです。冷やしておいしいティラミスです。自家製ならではの砂糖ひかえめになっています。
レーズンバターチョコサンド
ラムレーズンのちょっとビターな風味がおいしい。バターもたっぷりです。レーズンバターにチョコを練り込んで風味アップ。普通のレーズンにすれば子どもにも。