一週間の作り置きで実践している方法を紹介します。この記事では複数のおかずを効率よくまとめて作る方法ついて記載しています。
実際にやっている様子は著書「
もっとつくおき」にも詳しくまとめていますので、そちらも見て頂けると嬉しいです。
もくじ
4-1. 副菜とメインのおかずは分けて調理
はじめてまとめて作り置きをする方は、副菜とメインのおかずの工程を区切って考えるとわかりやすいと思います。
また、副菜の方が簡単なものも多く、並行調理がしやすいです。慣れてくると副菜途中からメインおかずのオーブン調理を開始したりと並行調理します。
副菜とメインの調理は、副菜から作ることをオススメします。
副菜もメインのおかずも連続して作る場合は、先にメインの下ごしらえをし、副菜を調理すると、メインおかずの漬け込み時間が短縮されます。
4-2. 副菜の並行調理の基本ルール
副菜の調理の前に、優先順位に従って何から作るかをざっと決めます。
基本的には調理器具を汚しにくいものから調理します。
副菜を効率良く作るための優先順位
[1]茹でる野菜があるおかず(
ブロッコリー、
もやしのピリ辛ごま和えなど)
[2]煮るおかず(
お豆と根菜の煮物、
かぼちゃの煮物など)
[3]炒めるおかず(
小松菜炒め、
ピーマンとちくわのきんぴらなど)
はじめは茹でる野菜の準備(切る、湯を沸かす)をし、茹でている間に次のおかずの野菜の準備、茹でる野菜が全て終わったら煮物の調理、終わったら次の野菜の準備・・・
という感じで、どんどん次のおかずの準備をしながら調理します。
この他にオーブン調理があれば、はじめに予熱をして、予熱が終わった頃に調理をします。
この他に、はじめに使う野菜や調味料を出しておくと、作業もスムーズです。
4-3. メインおかずの下ごしらえはまとめて調理
肉を必要な大きさに切る、魚の骨を取る、酒につける、調味液に漬けるなどの下ごしらえはまとめて行います。
作業が似ているので効率よくでき、肉類をまとめて扱うことで調理器具を洗う回数を減らすことができるので、時短につながります。
4-4. メインおかずの並行調理の基本ルール
下ごしらえと同様、作業が似ていることが多いので、まとめて調理します。
また、メインおかずも副菜と同様に、優先順位に従って作る順番をざっと決めます。基本的には調理器具を汚しにくいものから調理します。
メインおかずを効率良く作るための優先順位
[1]オーブン調理や煮物(
手羽元のオーブン焼き、
チキントマト煮込みなど)
[2]揚げ物(※)(
スパイシーから揚げ、
さんまの竜田揚げなど)
[3]フライパンでタレを絡めるおかずや炒め物(
さばの和風カレー煮込みなど)
(※)このサイトで紹介するレシピは全てフライパンでできる揚げ焼きです。
時間のかかるオーブン調理や煮るおかずから先に調理をします。オーブン調理も煮るおかずも作るときは、その時に準備ができた方から調理するか、仕上がりまでに時間がかかる方から調理します。
オーブンで調理している間や煮ている間に、フライパンを汚しにくい揚げ物から調理し、フライパンの汚れをさっと取り除いてから炒め物などのおかずを調理します。