多国籍料理で8品 週末まとめて作り置きレポート(2022/04/10)
2022年4月第3週の作り置き・常備菜レポートです。調理時間90分でおかず8品をまとめて作り置き。1週間分(平日4~5日分くらい)のおかずとともに、食材費や調理手順なども合わせて紹介します。
アジアン料理・アメリカ料理・洋食・和食と多種多彩な味を楽しめる作り置きメニューです。
もくじ
1. 今回の作り置きおかず
メイン2品、副菜5品、ご飯もの1品を作りました。私たち夫婦はスパイスがきいた料理が大好きで、中でもアメリカ料理の「チリコンカン」はわが家の定番です。子どもも食べられるように辛味を抑えて作り、大人はチリソースなどで好みの辛さにアレンジします。「やわらかとんかつ」は豚肉を塩こうじに漬けるところまでやりました。食べるときに揚げます。
「炊き込みチャーハン」はラップに包んで冷凍保存します。「アンチョビポテト」と「新たまねぎのスープ」は新作で、レシピはまだありません。ほかにも新しいおかずを試作したり、冷蔵庫にある食材でテキトーに作ってみたりするつもりです。なにかリクエストなどありましたら、SNSで教えてください!
子ども用アレンジ
- チリコンカン : チリパウダーを少なくして作りました。
- ピーマンとソーセージのコンソメ炒め : 苦味が飛ぶよう、ピーマンを細く切りました。また、ソーセージは子どもたちが好きなポークビッツにしました。
子どもごはん
- 長男(5歳)にはすべてのおかずを取り分けます。
- 次男(1歳)にもすべてのおかずを取り分けます。次男は気分次第で夕飯を食べたり食べなかったりするターンをずーっと継続しています。特に野菜を残しまくるので、親としては食べてほしいところです。おそらく好物のポークビッツだけは確実に食べ切ります(笑)。
関連コラム
長男が4歳4か月のときにまとめた、子どもの食事についてのコラムです。
2. 今回の食材と食費
野菜など
ピーマン1袋(138円)
ほうれん草1袋(107円)
新じゃがいも300g(216円)
新たまねぎ3個(322円)
たまねぎ1/2個(86円)
にんにく1かけ(22円)
長ねぎ1と1/4本(77円)
ミックスビーンズ1袋(127円)
グリーンピース適量(32円)
トマト缶1缶(400g)(107円)
米2合(160円)
肉・卵など
豚ひき肉300g(310円)
豚ロース厚切り肉400g(804円)
豚バラ薄切り肉200g(498円)
ポークビッツ1袋(175円)
卵6個(130円)
ミックスチーズ適量(44円)
アンチョビフィレ3切(91円)
桜えび(乾燥)10g(230円)
※調味料は上の食材リストにはのせていません。詳細な材料は各レシピのページをご覧ください(分量が少し異なる場合もあります。ご了承ください)。
食材費は合計で3,676円です。値段は実際の購入価格や近所のネットスーパーなどを参考にして算出した、おおよその税込み価格(消費税8%計算)です。肉がすべて豚肉ということもあり、いつもより高めになっています。
レシピとの違い(食材)
- 小えびと長ねぎのチヂミ: レシピだと桜えびの分量は20gですが、10gに減らしました。20gだと高コストなおかずになってしまうためです。
3. 今回の手順やポイント
補足
- コンロは2くち使います。
- 調理器具について
フライパン2つ、片手鍋、両手鍋、炊飯器、オーブンを使います。
- 洗うマーク[]について
洗剤を使ってしっかり洗うときにチェックを入れています。
- 水で洗い流すだけ、キッチンペーパーでふき取るだけの場合は、チェックを入れていません。ゆでるときは、そのつど新しい湯を沸かしています。
作り置き当日: 90分
手順 | 火を使わない/炊飯器 | フライパン2つ/オーブン | 片手鍋/両手鍋 |
---|---|---|---|
① | やわらかとんかつ(下ごしらえまで) | ||
― | チャーハン用の豚肉を下味に漬ける | ||
② | アンチョビポテト(オーブン) | ||
― | ほうれん草をゆでる(片手鍋) | ||
③ | 新たまねぎのスープ(片手鍋) | ||
④ | 炊き込みチャーハン(炊飯器) | ||
⑤ | チリコンカン(両手鍋) | ||
⑥ | ほうれん草とたまねぎのオープンオムレツ(オーブン) | ||
⑦ | 小えびと長ねぎのチヂミ(フライパンⅠ) | ||
⑧ | ピーマンとソーセージのコンソメ炒め(フライパンⅡ) |
- まずは肉をまとめて下味に漬けます。「やわらかとんかつ」はこれでいったん完成です。
- 「炊き込みチャーハン」は炊くのに時間がかかりますし、「新たまねぎのスープ」「チリコンカン」も煮る時間が必要なので、前半に仕込んで調理します。
- 「新たまねぎのスープ」「チリコンカン」でコンロが2つ埋まるので、オーブンで「ほうれん草とたまねぎのオープンオムレツ」を焼く準備をしたり、そのあとフライパン調理で使う食材の下ごしらえをしたりします。
- コンロがあいたらフライパン調理に取りかかります。「小えびと長ねぎのチヂミ」は、焼いたあとフライパンに入ったまま冷ましたため、「ピーマンとソーセージのコンソメ炒め」はもう1つのフライパンで作りました。
なお、今回「アンチョビポテト」はオーブンで作りましたが、試食してみたら、多分フライパンで作ったほうがおいしくできるなと思いました。なので今度また試作して確認します。
えびのピリ辛ビスクラーメン
以前の雑談でも紹介したポッカさんの「海老の濃厚ビスク」をアレンジして、夫のリクエストでラーメンを作ってみました。
「海老の濃厚ビスク」1袋とコチュジャン小さじ1、お湯200mLでスープを作り、ゆでた中華めん1人前を入れて完成。思い付きでフライドオニオンと「トムヤム塩(100円ショップとかカルディなどで買えるフレーバーソルトです)」をトッピングしてみました。ラーメンというか、東南アジアンテイストなヌードルといった感じで、えびの旨味とコチュジャンのコクが合っていてイケる味でした!
興味がある方は、だまされたと思ってお試しください(笑)。けっこう有りだと思いますよ!
4. 先週に公開/更新した記事
甘辛照り焼きに、相性ぴったりな大葉の風味をプラスしたチキングリルです。
食卓やお弁当の彩りになり、ヘルシーで一品で野菜がたっぷり食べられます。
にんにく・唐辛子・オリーブオイルを使ったイタリア料理の王道の味です。
衣はざくざく、ごぼうはポリポリな食感です。おつまみにもオススメです。
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「つくおき」シリーズレシピ本のご紹介
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