『作り置き・常備菜』は、多数のメディアに紹介されるようになりましたが、作り置きにできるレシピと、そうではないレシピの違いは何でしょうか。このサイトでも紹介している作り置きレシピは
私たち夫婦が実際に食べてみて、冷蔵保存がどれくらい可能かを考えて掲載しています。
作り置きを初めてやってみるという方は少し心配かもしれませんが、作り置きにできるかできないかは、実際に自分の嗅覚と味覚で判断できると思います。
もちろん、はじめから作り置きに向かない食材や調理方法のものもありますので、作り置きにできる共通点を下記で紹介します。
賞味期限は自分で決める
私は正直、1ヶ月賞味期限の切れた卵も、状態が良ければ加熱して食べます。割ってみて、黄身がぽこっとしていて、異臭も無ければ食べて、お腹を壊したことは一度もありません。
賞味期限に神経質な方ももちろんいると思いますが、食べられなさそうな匂いと味は自分で気づけます。色々試していくと、どういうおかずが日持ちするのか、自分でわかるようになります。
そうすれば、いつものレシピが、
作り置きできるレシピになりますからね。
実践してわかったこと
色々なおかずを作り置きしてきた中で、何点か共通点があることがわかりました。
葉もの野菜は日持ちしない
小松菜、ほうれん草、ブロッコリーはほぼ毎週買い出しリストに入る野菜ですが、中でもほうれん草は日持ちがあまり長くありません。ナムル(例:
小松菜のナムル、
ほうれん草のラー油ナムル)にすると比較的日持ちは良くなります。
ブロッコリーは茹ですぎると、日持ちが悪くなってしまいますが、固めに茹でると日持ちは良くなります。(
ブロッコリーの日持ちするゆで方)
煮物はだいたい日持ち7日
味が濃いめの煮物は日持ち抜群です。
例えば、
切り干し大根や、
お豆と根菜の煮物などは、私たちの場合は1週間以上経ったものを食べることもあります。
煮物の中でも薄味で水分が多めのひじきの煮物はそこまで日持ちが良くありませんでした。
ひじきは甘辛く、水分少なめに煮ると日持ちします。(例:
ひじきとごぼのつくだ煮、
ひじきと根菜の甘辛煮)
ちりめんじゃこやツナも少し注意が必要です。水分が多めのおかずにすると早くいたんでしまう事が多いので、しっかり炒めるようにします。
レンチンしてもおいしいのは肉より魚
肉より魚の方が温め直しても味落ちしない事が多いです。
肉のメインの作り置きの中でも、ひき肉を使った、
煮込みハンバーグや、
鶏つくねのような料理は、味が落ちにくく、冷凍しても味落ちが少ないです。
その他に、しっかりと下ごしらえをした
蒸し鶏や
豚しゃぶは冷えたままでも再加熱しても比較的美味しく頂けます。
酢をきかせたおかずも日持ちします
作り置き・常備菜の定番の酢の物。酢に漬けた、ごぼうや、玉ねぎ、魚や鶏の南蛮漬けは1週間くらい食べられます。
酢を使ったおかずは、定番の
ピクルスに始まり、和洋折衷色々なおかずがあるので、バリエーションも豊富です。
本サイトや、様々なメディアで紹介されている作り置き・常備菜のレシピ以外にも、自分で試してみると、作り置きの幅が広がると思います。