もやしの日持ちする保存のまとめ
もやしといえば季節を問わず価格が安定していて、お財布にもやさしい定番食材ですね。安いのはうれしいけど、1袋を使い切るには量が多いなというときもあると思います。この記事では、そんなときに半端に余ったもやしもムダにしない、効果的な日持ちする保存のやり方について紹介します。
一人暮らしの方や節約を考えていきたい方にも必見です。合わせて後半では、もやしのオススメレシピも掲載しています。
もくじ
ベストは使い切り
はじめに書いておきたいのは、もやしは基本的に足が早い(日持ちしない)食材なので、ベストは買ったその日か翌日までに使い切ることです。
でも毎回うまく使い切れるかというと、できないときもあると思います。よくあるもやし1袋の内容量は200gか250gですが、このサイズだと家族で豚肉ともやしの中華炒めを作ったり、作り置きおかずにしたりしたら食べ切れそうですが、みそ汁の具材にしたり一人暮らしで消費したりするには多いかなという量ではないでしょうか。
保存方法
もやしは買ったときの袋に入ったままで冷蔵庫に置いておくと、1~2日で変なにおいがしたり、食感もしなびたりして味が落ちます。変色もします。「でも2日連続で食べるのは気分が乗らないな」というときにも使える、時間がたってもおいしく食べられるもやしの保存方法をご紹介します。
冷蔵保存
日持ちする保存方法の1つめは水にひたして冷蔵庫に入れておく。これだけです。でも、なにもしないよりおいしさが段違いです。日がたってもシャキシャキですし、変色もしません。
保存容器にもやしともやしがひたるくらいの水を入れ、ふたをして野菜室で保存します。水もれしない密閉性の高い容器がよいです。2~3日に1回の頻度で水を入れ替えれば、1週間程度は日持ちします。
デメリットとしては、水溶性のビタミン(ビタミンC、ビタミンB1など)が水に溶け出してしまいます。具体的なパーセンテージが調べても分からなかったので想像になりますが、1週間保存したら全部ではないにしろ、それなりに流れ出てしまうかなと思います。栄養価を考えるなら、早めに食べ切ることをオススメします。
MEMO
イチオシの保存容器
「T-falマスターシール フレッシュ」がイチオシです。密閉性にとてもすぐれており、今まで1回も水もれしたことがありません。冷蔵庫内で多少傾くようなことがあっても安心して使えます。汁気の多いおかずにもぴったりですし、お弁当箱としても使えます。
少量(50g未満)の場合
中量(50~100g)の場合
多量(100~200g)の場合
冷凍保存
2つめの日持ちする方法は冷凍保存です。ただ、もやしは冷凍すると食感が劣化してシャキッとしなくなるので、単体での冷凍保存は正直あまりオススメはしません。写真右のようにほかの野菜と一緒に冷凍してスープや炒め物にすると、食感の劣化をカバーできます。
冷凍用のジッパー付き保存袋に入れて平たくし、霜がつかないよう空気を抜いてからくちを閉じ、冷凍します。長期間保存すると冷凍臭がつくので、3週間以内に使います。白菜やニラと相性がよいです。
ちなみに買ったときの袋のままで冷凍するのは、やめたほうがよいです。あの袋は冷凍に不向きなので、冷凍庫内の水分を吸っていっそう食感が悪くなります。
グラム別もやしのレシピ
ここからは、つくおきにあるもやしレシピをご紹介します。お弁当おかずから子どもごはんまで広く使えます。
200g(1袋)
100g(1/2袋)
50g(1/4袋)
私たちのリアルな生活だと、半端なもやしはスープにすることが1番多いです。あとはほかの半端野菜と一緒に炒めたり、インスタントラーメンの具にしたりすることもあります。野菜が高騰しているときでも、もやしの価格は安定しているので買う頻度は結構高くて、水にひたしての冷蔵保存は実際によくやっています。よろしければご参考ください。