【コラム】わが家の子どもの食卓はこんな感じになっています
子どもに出すスタメンおかずや、食事にたいしてのマイルール、考え方などをまとめました。リアルな食卓の様子を書いたので、みなさんの参考になるかわかりませんが、コラム的にゆるゆるとご覧いただければ幸いです。
(※ 公開時で子どもは4歳4カ月で、保育園の年少です。そんな子どもの食事です。※記事の体裁を整えるため、2022年7月15日に一部修正しました。)
もくじ
1. マイルール
出す品数や、常備しているおかず、子ども用の器、嫌いな食材をどうしているかなど、わが家のルールを紹介します。
品数
準備がラクなので、おとなと同じ品数にしています。メイン1品、副菜2品、ご飯が基本で、プラス汁物を用意するときもあります。汁物以外は、だいたい8割くらいは作り置きおかずで対応します。
スタメンおかずは冷蔵庫に常備
子どもが好きなスタメンおかずは、作り置きして常備しています。スタメンだけあってよく食べるし、準備の手間はかからないし、やはり作り置きしておくとラクです。
以下、この記事を書いている時点での代表的なスタメンおかずです。和食が好きみたいですね。
基本の切り干し大根の煮物
定番の日持ちする常備菜。やさしい味の煮物です。覚えて損はないレシピ。
基本のひじきの煮物
お惣菜でもおなじみの定番の常備菜。小鉢にぴったりなやさしい副菜です。
ほくほくかぼちゃのグリル
油と塩をからませて焼くだけ。メニューに困ったときの定番おかずです。
にんじんしりしり
だしの旨味と風味が加わって、とても食べやすい味に仕上がっています。
基本の鶏むね肉のから揚げ
わが家の定番料理。さっくりおいしいフライパンで作るから揚げです。
鮭のみりん漬け焼き
みりんのほんのりとした甘さがおいしい。照り照り具合が食欲をそそります。
MEMO1
子どもの好みはよく変わるので、食べっぷりなどを見て、気に入ったおかずや食材があればメモするようにしています。たとえば、1~2歳のときはねっとり系の焼き芋が好きで、今はほっこり系の焼き芋が好きです。
子ども用の器
おかずに使う皿
基本的には3寸皿(豆皿)に1品ずつおかずを取り分けています。4歳だと皿を落とす心配はだいぶ減りましたが、それでももし落ちて割れたら悲しいので、手ごろかつ、子どもが気に入っているものを使っています。
ご飯用
ご飯はだいたい4合とかをまとめて炊いて、容器に入れて冷凍しています。子ども用は、写真の100mLサイズです。今ではご飯専用になっていますが、昔は離乳食を入れる容器としても使っていました。このサイズは、大人がちょっとご飯を食べたいときにも最適です。
食べるときは1分20秒レンジ加熱して茶碗に移し、ほぐしてからアンパンマンふりかけなどをかけています。
MEMO2
カトラリーはまとめて収納しています。食事時になったらケースをテーブルに置いて、各自が取るスタイルです。
そのほかのマイルール
嫌いなおかずは無理強いしない、でも……
自分たち大人だって好き嫌いがあるため、子どもに強制はしないようにしています。ただ、食わず嫌いなときもあるし、昔は嫌いだったけど今食べてみたらイケるやんってことも往々にしてあるので、ひと口でOKだからと、食べさせてみることはあります。
嫌いなおかずは無理に食べなくてもよいと思っていますが、バランスのよい食事はとってほしいので、「食べられる野菜おかずはちゃんと食べ切るように」ということは子どもに言っています。
2~3歳のころは日替わりで好き嫌いがころころ変わったり、同じものばかり食べさせてよいのか悩んだりして、あのときはなかなか大変でした。よくがんばったなあ(笑)
1週間単位で考える
作り置きを活用しても、片付けも含めたら日々のご飯はやっぱり大変ですよね。なので、休日は手を抜いて中食や外食にすることもあるし、野菜が少ない日があっても、ほかの日に食べればよしとするなど、ざっくり1週間単位で考えるようにしています。
MEMO3
私が野菜不足を感じた日に飲む青汁(笑)牛乳や豆乳で割れば飲みやすくて、子どももたまに好んで飲んでいます。わが家では、こんな野菜補給もよしとしています。
2. いつもの食卓
いつものリアルな夕飯時の食卓です。だいたいが夕方に撮影したので、ちょっと暗めです。あと、子どもが食べやすい配膳にしています。
その①
オクラとかぼちゃは、食べやすい大きさに切り分けています。それと、余った食材でみそ汁を作りました。まえに作ったときは、「みそ汁に入っているなすは嫌い。皮が固い。」と言って食べなかったのですが、今回、皮をむいたらあっさり食べてくれました。んー、こだわり。
その②
この日はお昼ごはんをたくさん食べていて、休日ということもあり、夕飯は軽めでいいかなというメニューです。卵焼きを試しに、切ってハートにしてみたら、子どもがよろこんでいました。
POINT
あまり手の込んだことはできませんが、2~3歳のころは、星型など型抜きした野菜で、煮物をよく作っていました。ちょっとしたことですが、うれしそうに食べてくれるので、こちらもうれしくなります。
子どもも楽しんで食べられる、だしがしみこんだやさしい煮物です。
その③
息子が好きなメニューの日。さばのみそ煮は冷凍保存していたもので、食べるときはほぐします。納豆は自分で混ぜるのがお気に入り。
POINT
市販品も活用
キャベツのせん切りが好きなことが最近わかったので、市販のカットキャベツもたまに登場します。トッピング(トマトやコーンなど)は嫌いで、ドレッシングのみです。
その④
ほうれん草は食べやすいよう、短く切っています。鮭は苦手なコーンは抜きで作りました。
POINT
大きさに気を付ける
今回のかぼちゃや鮭がそうですが、「大きいと食べられない」とクレームをおっしゃるので、小さくしてあげます。自分でできそうなものは、自分でやってもらいます。
その⑤
好物のから揚げの日です。温め直して、あら熱が取れたら切り分けます。たくさん用意すると、から揚げばかり食べて、お腹いっぱいになってしまうので、ほどほどを心がけています。
その⑥
オクラのみそ汁が大好きなので大喜び。ぶりにもテンション上がります。苦手なピーマンも味付けよかったのか、完食できました。
さつまいもサラダは食感がねっとり系のため、ひと口食べて残しました。食べたくないときは、「まずい」や「食べたくない」は決して言わず、別の文句を言います。今回は「はー、かったいなー。固い。固くて取れない」。きっと、固くてスプーンですくえないから食べられない、ということですね(笑)
ある休日の昼食
角煮はもとから小さめでしたが、さらに小さく切ってトッピングにしました。ズッキーニは少し酸っぱかったみたいで、ひと口食べて残しました。食べるか微妙なおかずも、とりあえず出してみて様子を見てみます。このときは、麺をとにかく食べていました。
以上、わが家はこんな感じで、手を抜くところは抜きつつ、日々の食卓を用意しています。休日はファストフードや、巻き寿司を買うことも。
振り返ると、4歳になってやっとちょっと食事がラクになったかなと思います。集中力が続かなくて遊んだり席から出歩いたり、おかずを散らかし放題だったり、食事時が憂うつなときもあったりしました(遠い目)。成長するものですね。
MEMO
ピリ辛おかず
カレーなどは辛味なしで作り、子どもにはそれを出して、大人は下の写真にあるようなスパイスや、チリソースで辛味を足しています。
足すだけでだけで辛さを変えられるし、わが家の場合、夫婦でも辛さの好みが違うので、なかなか重宝しています。
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